一般歯科・小児歯科
現代「虫歯」と「歯周病」の2つで、歯を失う原因の約85%を占めています。
当院では、この「虫歯」と「歯周病」の予防と、再発リスクを下げるための丁寧な治療に取り組んでおります。
可能な限り健康な歯を保存し、なるべく抜かないような方針で治療をおこなっております。また虫歯になってからの治療も大事ですが、早期発見・早期治療のためにも日常のお手入れと定期検診を受けて頂くことが、一番の虫歯予防となります。
また、お子様には予防歯科という概念と正しいブラッシング方法や知識を持って頂くよう指導しております。
次のような症状
歯が痛い/歯がしみる/歯がぐらぐらする(歯が抜けそう)/歯が黄色、または茶色い/歯ぐきから血が出る/歯ぐきが腫れている/口の中が痛い/口臭が気になる/唇が痛い/舌が痛い/噛み合わせに違和感がある/いびきが大きいと言われる
代表的な症例紹介
虫歯
<原因・症状>
虫歯は感染症のひとつで、お口の中にいる細菌が原因で虫歯になるのです。歯垢の中で糖分を分解して作られる酸が歯を溶かしていきます。虫歯となりC0~C4の5段階のレベルにより、治療も異なります。
<治療法>
虫歯は自然治癒で元の歯の状態に戻ることはありません。
病原菌の酸ににより溶けた部分を取り除き、その部分に詰めたり、かぶせ物をしたりして治療します。麻酔の注射の前に表面麻酔を塗布し、細い麻酔針を使用するなど、痛みの少ない治療を徹底しておこなっております。
歯周病
<原因・症状>
歯の周りの歯ぐきや骨に炎症を起こす病気です。原因は歯に付着している歯垢や歯石の細菌です。進行すると歯ぐきが腫れる、口臭がひどくなる、歯がぐらつく、などの症状が現われ、やがて歯が抜け落ちてしまいます。
最近では歯周病は全身の病気に影響を及ぼすことが分かってきました。
<治療法>
歯石除去・ブラッシング指導などをおこないます。一度歯周病にかかり、溶けた骨は戻せなくても痛みや腫れの原因を取り除くことが出来る、というのが歯周病の改善です。歯周病を再発・悪化させない「予防歯科」を習慣化することが、一番の対応策になります。
小児歯科について
<原因・症状>
子どもの頃の虫歯予防や治療は歯の寿命を大きく左右します。
子供の歯の虫歯を放っておくと、大人の歯の出来が悪くなったり、歯並びが悪くなったりします。また、子供は大人と比べて免疫力が弱いため発熱などの全身症状に見舞われる場合もあります。
<治療法>
歯はできるだけ削らない、抜かないことはとても大切になります。1度削った歯は元通りにはならず、健康な歯よりも虫歯リスクが高くなるためです。予防に力を入れて可能な限り虫歯ができない環境づくりを心がけています。